1948-04-27 第2回国会 参議院 予算委員会 第18号
農業所得の把握の方法につきまして、食糧調整委員會というふうなものを作つてやつてはどうかというふうなお話なのでありますが、これはまあ從來所得調査委員會というような制度がございまして、それから署によりましては、營業税その他につきまして、同業者の團體と團體的な交渉をやつておる所もあります。
農業所得の把握の方法につきまして、食糧調整委員會というふうなものを作つてやつてはどうかというふうなお話なのでありますが、これはまあ從來所得調査委員會というような制度がございまして、それから署によりましては、營業税その他につきまして、同業者の團體と團體的な交渉をやつておる所もあります。
いは又表を作つておるというふうな場合、これは事實作つておるのでありますが、そういうときに、税務署の方で所得税法にこれは規定していないからだめなんだというふうな意味で、個々の農民が自分で作つた非常に正確な表を無效にされる氣が、積極的に見て無效にされる氣があるかどうかという點と、もう一つさつき協力態勢の問題で税金委員會のお話しがあつたんですが、この税金委員會に課税權を任してしまうというのではなくて、食糧調整委員會
それよりもむしろ今食糧調整委員會で使つている供出に關する資料の方が遥かに確實なのであります。そういう點でセンサスを使つて非常に農民から反撃を受けておつた所も私よく知つておるのですが、こういう問題で問題があると思いますのは、農業所得というものと法人所得との考え方が、或いは又取扱方が全く違つておりまして、法人所得の場合には純利益が問題になつている。
全國農業會のパリティ計算による推算と、農業復興會議の要望、全國農業會の生産費調査を基礎としての推算、食糧調整委員會の全國協議會の要望、全國農民組合連合會の要請、北信五縣農民大會の決議というのでありまして、農林省の資料ではありませんので、さよう御了承を願いたいと思います。
その割當られた量を村の中でだれが供出するか、こういうことになると、それは村で現在の食糧調整委員會、將來は生産調整委員會になる、あの委員會にやつてもらうことが、私は民主的な行政の運営だと考えているわけであります。この村のわくは国がきめる。村同士の間のアンバランスがないようにきめる。村同士ではそういう仕方で最も事情のよくわかつたあれでやつてもらう。
○近藤政府委員 作物報告事務所の調査と、それから町村でこの間選擧いたしたはずの食糧調整委員會との關係はどういうことかということの御質問でありますが、これは先ほど申しましたように、市町村單位の數字、農林省から府縣へ割當てましたあの數字が、府縣から町村へゆくわけでありますが、あの食糧調整委員會というのは、もつぱら割當のことを自主的にやろう、そういう意味のことを第一の任務にいたしておる委員會であります。
それまでは食糧管理法の施行規則に基くところの食糧調整委員會にこの法律によるところの農業調整委員の仕事を代行してもらおう、こういうことでありまして、それに關する規定をこの法律の附則に設けておるわけであります。
○山添政府委員 先ほど申しましたように、この秋における供出に備えての食糧調整委員會の改選であります。しかして改選をするについては、全體的にこの農業生産調整法の趣旨に準じてやることが適當であるから、これに準じてやつてもらう。こういうことにいたしたのでありまして、おのずから順序といたしましては、私が申しているようなことに考えているのであります。
第三に御指摘になりました中央食糧調整委員會は意見を聽くのみであり、縣及び町村の調整委員會は議決となつておるが、これでよいか、こういう御質問でありますが、割當を民主化するという趣意の下において、町村及び縣においては選擧によつて選ばれた調整委員會の議決、こういうことを決めておりますことが、民主的なる割當ということについて當然必要である、かように考えるのであります。
即ち作物報告事務所長及び食糧事務所長は、必要に應じ、調査に關し、府縣、市町村長、食糧調整委員會、農地委員會、農業會、農民組合等の意見を聽くこととし、又調査班を編成して、合同調査を行う等の方法により市長村間の均衡を圖る樣努めること、ということが(ニ)に謳うてありますが、かくのごとき方法によりまして、大體その正確さを期したい。
板野勝次君 只今載きました書類と關聯して來るのですが、供出制度について民主的に行なつて來ればそういう強權發動等の必要もなくなつて來るのですが、ところがこのお示しの供出對策要領案から參りましても、供出割當の基礎になりますものが、豫想收穫高と推定實收高の決定というものが作物報告事務所、食糧事務所の一方的な調査によつて行われて來て、農民の意思というものは十分には取入れられていないということが一つと、それから食糧調整委員會
○山崎恒君 政務次官からいろいろ説明させたのでありますが、まだ書類を以て原案を示めされたのでないので、十分私共檢討をする餘裕を持たないのでありますが、先ず只今までいろいろ各位から意見を發表された點は、今囘の供出制度に對しましても、今後改善すべき點が多々織り込まれるものと存じておりますが、私は先程來政務次官から申されました從來の食糧調整委員會を廢して、單に食糧委員會を設けるというようなことで、供出制度
そのことのためには最前申しました通り、作物報告事務所及び食糧事務所長は必要に應じて調査に關して府縣市町村食糧調整委員會、農地委員會、農業會、農民組合等の意見を聽くと共に、更にこれら諸團體と調査班を編成いたしまして、合同調査を行う等の方法によつて、町村間の不均衡を直すということ、それから府縣間の不均衡を是正するということ、そういうことに努めたいと思うておるのであります。
この場合今まで私の經驗によりますと、食糧檢査所の調査と、農業會の調査と、市町村食糧調整委員會の調査の間においては、一郡において數百町歩、一縣に數千町歩の耕地面積の喰い違いというものはざらにあるのであります。少しも珍らしいことでない、從つて日本全國においては驚くべき耕地面積上の喰い違いが出て來るわけであります。
それから供出に當りまするところの機關といたしましては、現在の市町村の食糧調整委員會を一應解散いたしまして、これを選擧いたしまして、改善いたしまして、新たに民主的に選ばれたるところの市町村食糧調整委員會の運営によつて、割當等を特に民主的に行いたいというようなのが大體の構想であります。